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ロードバイクと共に過ごす日常を綴ってみます。

BRM429 近江八幡400 巡鸛鶴橋

5月 1st 2017 in BRM

ブルベに出はじめてから全国各地を走ることになり、気がついてみると走ったことのない県の方が少なくなっていました。今年は、未到達の県を走ることがテーマです。


ということで、今回は滋賀、福井、京都、兵庫の4県を走る400kmブルベに挑戦。先週の600に続いて二週連続の出走です。

近江牛の焼肉丼♪

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近江八幡には前日入りして、近江かね安の焼肉丼でカーボローディング。美味しかったです。


のんびり琵琶湖を眺めて、早めに就寝。


近江八幡駅近くの公園で受付。関西のブルベだとさすがにオダックス埼玉の反射ベストが少ないですね。


ブリーフィング。獲得標高は3600mですが激坂がなく低難易度のブルベですよ、とのこと。
全体的に緩い坂が多くて走りやすかったです。(ゴール後に「斜度14%は激坂じゃないんですね…」とスタッフにぼやいている人がいましたが(笑))


まずは琵琶湖大橋を横断。気持ちいいです。


琵琶湖を西に渡って北上。川沿いの景色が綺麗でした。


初めて福井県に入りまーす。美味しんぼに若狭焼きの回があったなあ。


若狭湾に到達!


100km付近までは同じトレインで進みました。追い風を背負ってすごいスピードで進んでいきます。若狭湾に入ってからは向かい風でやや減速。


なんとか集団についていきます。京都府に突入。


右端のKさんには天橋立や後半の夜間でも一緒になり、引いてもらったり話相手になってもらったりしながら楽しく走りました。ゴール後に京都駅に連れて行って頂くなど、大変お世話になりました。仲間がいるとブルベは本当に楽しいですね。


シークレットという名の通過チェックポイントに到着。舞鶴赤れんがパーク。護衛艦しらねの主錨前で写真撮影。


補給艦が停泊していました。

この後、雷雨に遭遇。スコールのような激しい雨に降られ、レイン装備に変更しましたが30分ほどで降り止みました。思わぬタイムロスです。


天橋立では運良く廻旋橋が動いて船が通過するところが見られました。このあとのオフロード数キロは走りづらいですが、観光名所を走っている感じがとても楽しい。

天橋立PC2到着。雨止んだー

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PC2のスーパーでお弁当を食べます。日向で食べていると雨で冷えた体が温まってきて良い感じ。


脚に余裕があったので多少は踏み込んで走ります。なんとかアベレージ 20km/hを維持しながら兵庫県に到達。


PC3の城崎温泉。落ち着いた温泉宿でいい雰囲気です。ここで一泊して浴衣でのんびり街歩きしたいところですが、コンビニごはんを食べてすぐにリスタート。


今回のブルベは小さめの峠に沢山登りましたが、頂上付近は大抵こんな風に山桜?が咲いていました。


この日は北風・西風だったので、折り返し地点の城崎温泉からは追い風に。疲れ始めていたのですがなんとかペースを維持でき、明るいうちにPC4の福知山に入ることができました。

ここからはナイトライドです。先週と同じく一気に気温が下がり、PC5の亀岡に着く頃にはフルフィンガーグローブではつらい状態に。日中調子よく飛ばしていた影響もあり、汗冷えしているのも痛い。

600kmの場合はここで仮眠&着替えするのが妥当ですが、ゴールまではあと少しなので更に負荷をかけて体を温めて逃げ切ることにしました。

近江八幡400、無事ゴール。なんとか21時間切れました。

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20時間56分でゴール。風とKさんに助けられ、400kmの自己最高記録更新という結果になりました。
320km地点までは20km/hを維持できていたので20時間を切れる可能性もあったのですが、PC5以降は寒さで大休憩が増えてしまいました。最後の80kmだけで一時間ほどロスしてしまっている勘定です。
この日も先週と同じく最低気温は4度なのに最高気温は28度でした。4月のオーバーナイトなブルベには厳冬期グローブを持っておいたほうが良いようです。また、夜に入った時点で上下ともに厚手のインナーに変えた方がベターだということがわかりました。春は体温調節が難しい季節です。

少し雨には降られましたが、初めての地域を走るのは楽しいものです。琵琶湖、天橋立、城崎温泉、京都市街を走り、近畿を堪能できました。

未踏県残り:10(岩手、宮城、石川、富山、岐阜、三重、岡山、島根、鳥取、山口)





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今年の600kmブルベの一本目はランドヌ東京の関東一周から。初めて走るコースです。

こんな感じ。本当に関東平野を一周する内容です。

早朝5時にとどろきアリーナをスタートして都内を抜けていく都市型ブルベです。

信号が多いため集団のまま都心を進んでいきます。

早朝の銀座を通過。

交差点で毎回のように大渋滞です。

通過チェックのローソンあかね浜店も人がいっぱいでした。このあたりから信号も少なくなり、ようやくまともに走れるようになりました。都内を通過するとどうしても平均移動速度が20km/h以下になってしまうのがつらいところです。

富津のPCの先は房総半島横断です。小高い丘の上にあるトンネルをいくつも越えるコースでした。オフロード混じりの山道を少し登るとトンネルがあり、そこから下るということの繰り返し。リズムができて楽しく進めました。

ということで、ひたすら

トンネルを

こえて

いきます。

ここからはかなり強い向かい風で、踏んでも時速20km程度しかでません。疲労が蓄積していきます。
そして海の見えない九十九里浜は写真を撮るべき景色もなく、飽きます。当時のツイートはこんな感じ。

PC2。風強くてペースダウン。 (@ ファミリーマート 一宮海岸店 in 一宮町, 長生郡) https://t.co/GlygawNRnY— さかき (@sakaki1104) 2017年4月22日

PC3。なんとか日没前に銚子に来れたけど、疲れました https://t.co/V4ZJW4Q3X0— さかき (@sakaki1104) 2017年4月22日

PC3から水戸の間は恐れていた雨が降ってきます。風は相変わらず向かい風。暗い・風強い・寒いの三重苦。水戸のPC3に到着した時は一瞬雨が止んでいたのですが、休憩している間にまた振り始めていたので温泉へ。

また雨降ってきたので退避ー (@ 水戸 御老公の湯 in 水戸市, 茨城県) https://t.co/IUBlW7sBFw— さかき (@sakaki1104) 2017年4月22日

水戸に到着したのは23時前。時間的には次のPCの宇都宮まで進んでもよいところなのですが、一桁の気温と雨の中、かなり気力と体力を消耗していました。
貯金をここでほぼ使い切って体を休めることにします。冷え切っていた体を温泉で温め、仮眠室で二時間寝てリフレッシュ。

結果的にはこの選択は正しかった気がします。真冬装備ではないのに深夜の気温は3度。しかも雨と向かい風。このまま走り続けると更に消耗してしまい、宇都宮あたりでDNFとなった可能性もありました。(実際、2014年の追い風400はこのパターンでDNFしました)

明け方は濃い霧でしたが、日が昇るとこの日は快晴に。菜の花が綺麗です。

前日の曇り空から打って変わってとても良いお天気です。

空が綺麗。

宇都宮と伊勢崎のPCを越えて埼玉へ。埼玉県に入ると一気に帰ってきた感じがするから不思議です。伊勢崎から青梅までは今回のブルベ唯一の追い風。快調に南下します。

風に乗ってさくさく進んで東京都へ。

青梅市民会館を建て替えるらしい。

東京都まで帰ってくるともうあと一息。ラストスパートとばかりに街中を飛ばして19時前にゴールに到着。今回もルーベくんは頑張ってくれました。

ということで、600メダルをゲットです。

この時期は寒暖の差が激しく、日中の28度から夜中の3度まで大きく気温が変わりました。フルフィンガーグローブだけでは昼は暑すぎ、かつ夜は寒すぎでした。体温調節の難しい季節です。

このブルベは獲得標高が3000m前後という、最も低難易度の部類の600kmのはずなのですが、毎年何かが起こって完走率は低いのだとか。今年の向かい風&雨は特に悪条件だったようで、お話した方は皆、いつもより厳しいとか、5000m登るほうがまだマシだとか言われていました。

なかなか、安易な600kmはないものです。

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2014年に始めたブルベも今年で4年目。ブルベの各カテゴリーはほとんど制覇しました。最後に残っているのがSR600。600kmで獲得標高10000mを登るというかなり無茶苦茶なカテゴリーです。

ブルベを走るのは約1ヶ月半ぶりなのでちょっと不安ですが、そもそも難度の高いコースなので初回から完走できるとは思っていません。最悪、DNFとなってもいいやという気持ちで挑戦してみました。前日に八王子に宿泊して、午前3時にスタート。

SR600FUJIスタートしまーす。ロードバイクに乗るの久しぶり。どうなることやら。 @ 高尾駅 https://t.co/6FKgL7FGPR— さかき (@sakaki1104) 2017年7月14日

PC1の山伏峠。順調に進みます。

碓氷峠に到達。

長い碓氷峠を上りきったときはいつも嬉しい。長野県へ。

ここから草津へ向かうのですが、最初から調子が上がらず力が入らず、なんだか眠い。モチベーションがどんどん下がっていく感じです。

この日は非常に暑く、湿度も非常に高かった。序盤の平坦区間が終わり、碓氷峠を上り始めたあたりの気温は38度に達していました(Garmin計測)。丁度、気温があがりきった時刻からヒルクライムをしはじめたことになります。後から気づいたのですが、どうやらこのあたりから熱中症になりかけていたようです。体から異常な量の汗が吹き出る状況。しかし当時は体調不良の可能性は全く考えず、単にやる気が出ないだけだと思っていました。

草津手前のセブンイレブンに到着した頃には、その先に進む気持ちがなくなるほど疲弊していました。コンビニの前に座りこんでアイスを食べて、呆然と空を見ながら30分が経過。まだ大した距離を走っていないのに、もう帰りたくなってきました。

「なんだかやる気が出ない。自分は自転車に飽きちゃったのかなあ」

そんなことを考えながら、どうやって帰るかを調べ始めました。この先を登っても草津に駅はありません。

少し戻って長野原草津口駅に行けば帰れる。そう思ってセブンイレブンを出発しようとしたとき、PBPの時に知り合ったIさんがリカンベントで登ってきました。出発時刻は少しだけ違いますが、同じSR600を走っているのだとか。リカンベントでこのコースを登るというのだから凄まじい方です。

「折角ここまで来たんだから、渋峠を上りましょうよ」

そう励まされて、再び登り始めることにしました。

知り合いの人がいると不思議と気持ちが落ち着きます。SR600は単独行動なので普段のブルベよりも不安感が大きいのです。Iさんと一緒に渋峠を登っていると、元気が出てきました。

渋峠らしい気持ちのいい景色。徐々に標高が上がり気温がさがっていくことも良かったのかもしれません。

なんとか明るい時間に最高地点に到達。気温は14度でした。虫が多く、ゆっくりできる感じでもないので早々にリスタート。

PC4 @ 道の駅北信州やまのうち https://t.co/xgkGf30jZT— さかき (@sakaki1104) 2017年7月15日

下ったところで暗くなりました。次のPCに到着。

PC5。寝る時間がなくなっていく。。 https://t.co/DGXP9gYGit— さかき (@sakaki1104) 2017年7月15日

菅平峠を登ったところで零時に。

宿到着。大浴場最高ー (@ ホテルルートイン上田 in 上田市, 長野県) https://t.co/bf2u0HlFWR— さかき (@sakaki1104) 2017年7月15日

300km地点、上田の宿には1時頃に到着。23時間かけて300km地点にたどり着いたのでavg13km/h。決して速くはないペース。
大浴場がまだ開いていて助かりました。たっぷり休憩してホテルの朝食を頂き、7時頃にリスタート。6時間半くらいのストップ。

信濃国分寺を通り過ぎて

また登って美ヶ原へ。レストランでカツカレーを食べて補給。

美ヶ原あたりからの景色は実に素晴らしく、気分は最高です。霧ヶ峯高原で思わず記念撮影。

ビーナスラインには初めてきましたがとても気持ちのいい道です。

長野県って綺麗な場所がたくさんあるなあ。

展望台に到着〜。

するするっと進んで麦草峠も制覇。渋峠とほぼ同じ標高だということを知らずに登っていました。知らなくて良かったかも。

下りたあたりで暗くなりました。美ヶ原からまともに食べていないのでそろそろ補給したいところ。しかしコンビニさえほとんどない区間です。できれば座って食事をしたい。

休憩ー Sakakiさん(@sakaki1104)がシェアした投稿 – 2017 7月 16 3:03午前 PDT

そう思ったあたりで丁度レストランがあったので入りました。時間があまりないことを伝えると急いで作ってくださりわずかな時間でリスタートすることができました。「ストローハット」さん、ありがとう。

制限時間60時間をフルに使い切るつもりで走っていたのですが、ダウンヒルで多少貯金ができたのか、思っていたよりも速いペースです。仮眠をとるつもりだった韮崎をパス。この先、富士急ハイランドあたりまで仮眠場所の当てはありません。

たまたま漫画喫茶を発見。仮眠しまーす (@ 快活CLUB 田富店 – @kaikatsu_jp in 中央市, 山梨県) https://t.co/hnQuZ4pADl— さかき (@sakaki1104) 2017年7月16日

23時前には芦川の手前に到達。レストランでもないかなあと、明かりの輝く方向に行ってみたらなんと漫画喫茶・デニーズ・セブンイレブンが立ち並ぶ夢のような場所がありました。なんという幸運。
デニーズで夕食を食べていると、気持ちは余裕があるのに体が重い。二日目ということもあり、かなり疲れているようでした。予定を変更してこの漫画喫茶にIN。

漫画喫茶で仮眠をとっている間に雨が降ったようですが、走っている間は最初から最後まで雨対策をせずに行くことができました。

2時間半程寝てリスタート。芦川駅を通過。

残りはわずか。河口湖に出るとようやく富士山が見えてきます。

道志みちに入ると30〜40kmに及ぶ下り坂で一気にペースがあがり、想定よりもかなり早い時間にゴールに到着。55時間半でした。

ゴールにはなんと@Nullpo_defaultさんが出迎えてくれていました。孤独に走っていたので、誰かが出迎えてくれる嬉しさはひとしおです。@Nullpo_defaultさん、ありがとう!
時をおかず、リカンベントのIさんもゴールに到着。ヒルクライムなのにロードと似たようなペースでゴールされてしまうIさんには脱帽です。

ということで、序盤で一度はDNFを決意しながらも、どうにかSR600FUJIを完走することができました。

草津でのIさんとの邂逅、田富の漫画喫茶を偶然発見したこと、雨に全く降られなかったことなど、今回はかなり運に恵まれたブルベだったと言えます。

今年から制限時間が50時間から60時間に緩和されていることもあり、ゆっくりでも走り続けて長時間の休憩を挟めばなんとか完走できるコースだと思いました。50時間で走るためには仮眠時間をかなり削ることになり、体力も気持ちの余裕もなくなるため、遥かに過酷なブルベとなるでしょう。

これまで走ったどのブルベよりも景色のすばらしいコースでした。大変ではあったけれども、またいつか走ってみたいものです。

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