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ロードバイクと共に過ごす日常を綴ってみます。

雪と箱根とRD

2月 12th 2014 in 未分類

長期休暇がとれたので泊まりを含めての遠出に出てみることにしてみました。


今回の装備。

長距離の移動ということでMacbook Airを持っていくためのバックパックとしてドイター Adventure Lite 9と、雨に備えてマッドガードFLINGER SW-670FRを購入。ダウンジャケットと輪行袋をサドルバッグの外に取り付け、サドルバッグの中には着替えなどを入れています。ロードバイクでこれ以上の荷物を積むには、より大きなバックパックを背負うかフロントバッグを取り付けるしかないですが、重い荷物を背負って走るのは辛いしフロントバッグはそれほど収容量が大きいわけではありません。なるほど、旅行にはスポルティーフが良いのだなと実感しました。

文京区の自宅からスタート。都内は信号につかまることが多くなかなか進みませんが、品川を過ぎると軽快に進みます。荷物が思いためかタイヤの接地面積がいつもより大きい感覚。これだけ感覚が違うということは、ダイエットすると走りも変わるのだろうなあ。

なるべく荷物を増やしたくなかったのであえて小さめのバックパックにしましたが、実際に走ってみるといつもより早く腰が痛くなり始めてしまいました。荷物を背負ってロードバイクに乗るのは良くないですね。ノートパソコンなどの重量のある荷物を持って行くなら、パニエバッグにすべきなのでしょう。


60km地点の茅ヶ崎で昼食。Tratteria Ariettaのカラスミのペペロンチーノ。パスタも前菜もデザートも絶品でした。


茅ヶ崎から30km走ると小田原。何度も通りすぎているのにお城を見ていないなと思い、お城の前で休憩。
この先はいよいよ箱根の峠です。気合を入れて進もうと思いましたが・・・


つい、箱根湯本のえゔぁ屋に寄ってしまいました。箱根に来たらここに行かないと、ねぇ。

ここから本日の宿の小涌園までは10km足らずですが、ここからは箱根の山です。気を入れ直して登り始めますが、とにかく坂が長い!


このような坂をいくつも越え、


斜度の高い坂にくじけそうになりながらもなんとか宿に到着。このレベルの長さと斜度の坂がブルベに組み込まえれていたら、今の力量では制限時間内に完走できそうにないです。


宿泊先、B&Bパンシオン箱根。B&Bはベッド&ブレックファーストの略だそうな。とても安いです。


施設内のレストラン、アンティパスタでピザを頬張って本日の予定終了。

しかし、調子よく進めていたのはここまででした。
翌日の予定は雪。大したことはないだろうと高をくくっていたところ、都心部も20cm以上の積雪となる記録的な大雪に。


当然、山の上である小涌園は車が埋もれるほどの積雪量です。チェーンなしの車は身動きがとれないほどの大雪。翌日晴れたらロードに乗れるかなーと考えていた自分の見込みの甘さを痛感しました。普段、大雪を経験していないので雪の予報を軽く見すぎていたようです。

翌日は雪が降り続いていたためホテルに連泊。三日目の朝には雪は降り止みましたが、箱根登山バス・箱根登山鉄道は運休中。タクシー会社に電話してみるも、どの会社も「箱根には行けない」「そもそも従業員が出社できるかもわからない」というような断りの返事ばかりでした。(唯一、富士箱根交通、宮ノ下営業所だけは、「行くことはできるが予約が一杯」という返事でした。雪で箱根に閉じ込められたらこちらに連絡すると良さそうです。)

ホテルから箱根湯本までは約10kmですが、今や交通手段は全滅です。ロードバイクで雪道が走れるとは思えませんが、ホテルに居ても仕方がない。覚悟を決めて、三日目の夜明けと共に自力で下山することにしました。


ホテル前はこんな状態。とてもロードバイクに乗られるような様子ではありません。最悪の場合には歩いてでも箱根湯本駅に行くつもりでした。


積雪前のユネッサン


積雪後のユネッサン


箱根登山鉄道。雪で運休することは滅多にないとか。


幸い道路上の雪はほぼ溶けていました。注意深くロードバイクで下っていきます。

小涌園から下りていくに連れて徐々に雪は減っていき、転ぶこともなく進んでどうにか無事に下山できそうだと思った矢先、

「バキッ」

という音と共に何かが後ろに飛びました。慌てて急停車。


なんと、リアディレイラーが外れて道路に転がっていました。


シフトケーブルがスプロケに巻き込まれて引きちぎれています。酷い状態です。

あまりのことに、しばらく呆然と佇んでしまいました。
無事に下山できたら、雪のないところまで輪行で移動してより遠くに行こうと思っていましたが断念。箱根湯本駅まで約700mの地点、函嶺洞門バイパスの橋の上での出来事でした。


小田急ロマンスカーで都内に戻り、その足で行きつけのショップに修理依頼。ディレイラーハンガーが折れており、リアディレイラーも壊れているとのことでした。よく見るとプーリーが無いですね。

自転車を倒した記憶はないのですが、宿泊する際、輪行袋に入れて運んだ時に壁に軽くぶつけてしまった覚えがあります。おそらくこの時にリアディレイラーは壊れてしまっており、その後、シフトチェンジした際にディレイラーハンガーが折れてリアディレイラーがスポークに巻き込まれたのだと思います。リアディレイラーは最も脆い部分だと聞いてはいましたが、身を持って体験しました。駅に近い場所だったのは不幸中の幸いだと言うべきでしょう。

ということで、気合を入れて遠出するつもりが、箱根に登っただけでリタイヤとなった週末でした。
メカトラブルでの帰宅が初めての輪行という、残念な結果にもなってしまいました。

いろんな人に輪行は怖くないと言われましたが、やっぱり輪行は怖かった。輪行時は注意深く運ぼうという教訓を得た、雪の日でした。





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模擬ブルベイベントである三浦120を完走できたので、2014年は本物のブルベにエントリーしてみました。ブルベとは公道のコースを決められた時間内に走る自転車イベントです。完走後にフランスの本部の認定を受けるとメダルがもらえるらしい。

「BRM」の次の文字が日付を、「逗子」の次の文字が距離を意味しているということさえ知りませんでした。スポーツエントリーに謎の暗号で書かれたイベントが多数登録されていて不気味だなーと思っていましたが、ブルベだったんですね。そんな初心者なので、今回はビギナー向きと言われる難易度低めのBRM112逗子200に参加しました。2014年1月12日、逗子駅発着の200kmブルベです。

逗子から相模湾沿いに走って伊豆高原に至り折り返して逗子に戻るという、一見シンプルなコースです。一日120km走った経験が3回、150kmを走った経験が1回あったので、そんなに苦もなく完走できると安易に考えていました。

今回の装備。ブルベ参加者の多くが使用しているオルトリーブのサドルバッグLと、TOPEAKのトップチューブバッグ、テールライトのX-Tailが新装備です。どれも良い買い物でした。特にX-Tailはトンネル内での視認性が高く、あるとかなり安心です。

朝の3時半に家を出て、車で逗子駅へ。6時から受けつけです。市役所の前は反射ベストの集団でいっぱい。7時にここからスタートしました。

スタート直後は人がバラけておらず、10人程度の集団に混ざることができました。集団の後方だったこともあるのか、ドラフティングの効果を実感。非常に強い追い風にも恵まれて、チェックポイントのPC1あたりまでを35km/hの速度で巡航することができました。一人では到底持続できないスピードです。

同じ集団にどこかで見かけた人がいるな、と思ったらランドヌール Vol.4の表紙の方でした。うん、このアンカーだった。

ということで、実力以上のペースで9時にPC1のローソン西湘江の浦店に到着。2時間で約50km走ったことになります。予定より1時間は早い。前回のイベントでお話した@Nullpo_defaultさんが駆けつけてくれて、嬉しい驚き。気合も十分入りました。まだまだ余裕です。

しかし、ここからが地獄でした。
PC1からPC2までの区間の前半は、ろんぐらいだぁす雛子モデルのCARRERAを駆る@Quinoさんの後ろなどをゆとりを持って走っていましたが、後半は伊豆半島らしく果てしなくアップダウンが続く難所です。特に伊東より先は斜度が高く、5km/hほどしか速度がでないことも。
以前なら途中で降りて歩いていたところですが、多少は乗り慣れてきたのか低速ながらも歩かずに進むことができました。しかし、坂が続くこの難所で完全に体力も余裕も足もなくなってしまい、どうにかPC2の伊豆高原店に到着できたのは12時半。前の区間の2倍近い時間がかかっている計算です。
到着後は、これ以上乗るのは無理なのではと思うくらいの疲労感で購入した弁当も喉を通らず、しばらく道に座り込んでしまいました。ここまでは中団あたりの順位で来ていたいたようですが、動けない間に後から来た人にも先に行かれてしまいました。でも、動ける状態ではなかった…。

そんな状態でも30分ほど休むと少しは回復。折り返しです。あの坂をもう一度進むのかと思うと暗澹たる気持ちになりましたが、往路は辛かった坂も逆から行くとそれほどでもなく、なんとか坂の区間を抜けることができました。

どうにか進めるかなと思い始めていた矢先、右足に違和感が発生。右のビンディングシューズが外れません。かなり力を入れても右足がペダルから足が離れない。どうしたものかと停車して、力任せに足を外してみたところ、

なんと、クリートのネジが3本中2本もなくなっていました。これでクリートが動いてしまい、外れなくなった模様。(これは位置を直した状態ですが、力任せに外した時点では45度程、左に動いていました。)

取り敢えず位置を直すも、この場所はまだ200km行程の130km地点。残りは平坦基調とはいってもまだ70kmあります。途中でのリタイアが頭をよぎります。
悩んでいたら、Twitterで何人かの方が心配して打開策を考えてくれました。ありがたいことです。頂いたアドバイスを踏まえ、ネジの位置を先頭に移動してなんとか凌ぎ、ダメそうなら茅ヶ崎にワイズロードがあるのでそこに駆け込むという作戦で、ブルベを続行!

強く踏み込むとクリートが動いてしまう頼りない状態でしたが、16時には最後のチェックポイント、PC3のセブン-イレブン真鶴西店に到着。

ハンガーノックにならないようにとちょくちょく補給していたので、カロリーは消費しているものの腹が減っているわけではなく、あまり固形物を食べる気になれません。ブルベはカロリー高めでお腹にたまらないものを選んで食べていった方がいいのかも。

PC2までの坂で無理をしてしまったためかこの辺りから腰が痛くなり、ゴールまではかなり苦痛でした。あとで調べてみると、姿勢が悪いことと、坂道以外はアウターを使って重めのギアで回していることが原因のようです。最後の40kmは腰痛のためブラケットポジションが取れずにフラットバー部分を握って進んだために速度が出ず、日没を過ぎて暗い中、なかなか残りの距離が減らない地味につらい時間でした。

クリートは半壊、腰痛でボロボロという状態でしたが、どうにか19時にゴール。約12時間で完走です。
ゴールでも@Nullpo_defaultさんに出迎えて頂き、ビッグマックを頬張りながらブルベ後の感想戦を楽しむことができました。

ということで、ブルベに参加し、運良く初参加で完走することができました。今回の反省点は以下の三点です。

1)事前にクリートのチェックをしておくこと
2)腰痛の対策が必要だということ
3)キューシートは印刷してハンドルに装備すべき

(1)のクリートについては、そもそもかなり劣化している状態だったのに放置しすぎていました。また、おそらくは出走前にネジが欠損していたのではないかと思います。せめて裏返して目視で確認しておくべきだった。
(2)については今後ブルベに参加するにあたっての最大の問題点です。姿勢やギアなどを変えて腰痛が起きないようにできなければ、200km以上の距離は無理だと感じました。対策が難しそうですが。。
(3)については、Garmin Edge 810Jを使用していますが、これはナビモードを常時使用しているとバッテリーが持ちません。Garminの指示がわかりにくいこともあり、キューシートの装備と事前の入念なコースチェックはブルベに必須だと認識しました。

また、今回は車でスタート&ゴール地点に行きましたが、完走後は極度の疲労状態で車を運転できる状況ではなく、そのまま運転すると事故を起こしそうだったので、車中で仮眠をとってから帰宅しました。ブルベには輪行で行くか、宿を取っておくのがよさそうです。

12時間も動き続けるという過酷なイベントですが、次の日には次のブルベの事を考え始めているのが不思議です。今回はこれでも初心者向けのコースだったようなので、次回のブルベを完走できるかどうかはまだわかりませんが。

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ロードバイクを購入して丁度一年。ブログには書けていませんが、2014年初めからブルベ三本を完走できました。高価なおもちゃですが、すぐ飽きるどころか乗ることがどんどん楽しくなっている状況に満足しています。

積算距離は2000km足らずなので少し早いですが、気分を一新してロードバイク二年目を迎えるべくタイヤとバーテープを交換してみました。

before(2013年4月。購入直後)

after

バーテープを赤に、タイヤを定評のあるContinental Grand Prix 4000S2のレッドにしてみました。より赤くなって速そうな雰囲気?になった、ような。

また、ブルベを走って腰や膝が痛くなることがあったため、今回はポジションを診てもらい、調整をいれました。
サドルを上げ、ステムを交換してハンドルを高く・遠くして、ビンディングシューズとクリートの間に傾きをつけるシムをいれています。足の角度が変わるのでガニ股になってしまっていたペダリングが改善されるらしい。いろいろフォームをいじったので次のブルベが楽しみです。

一年経ちましたが、R838に満足しているので二台目を買う気はまだないのでした。ちょっと高かったですが、気に入ったものを買うことは大切ですね。

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