荒川サイクリングロードでDE ROSA R838のシェイクダウン
DE ROSA R838を買ったものの悪天候の週末続きてフラストレーションが溜まっていましたが、今週末の天気は晴れということでようやくまともに乗ることができました。
寝坊してしまい43km程度しか走れませんでしたが、丁度よい試走になったかも。
降水確率は0%でしたが強風のためなかなか進まず、荒川河口には至らずにUターンせざるを得ませんでした。東大島付近のこの標識を見た後、上流方向に引き返すことに。
強風の中だったので自転車の走りについて評価しづらいですが、追い風状況の中で瞬間的に50km/hを記録するなど、以前乗っていたクロスバイクのPEUGEOT METROとは次元の違う性能を実感することができました。PEUGEOT METROでは30km/h以上で巡航するのはつらかったですが、R838は平地では32km/h前後が無理のない巡航ペースです。
その昔、クロスバイクとロードバイクは結局何が違うのか理解ができませんでした。
見た目はハンドル以外は同じ(当時はそう見えていた)だし、詳しい人に違いを聞いてもモノが違うとか用途が違うだとか曖昧な話ばかりで、納得できる説明がありません。法外な値段を出すだけの価値を見いだせるものではありませんでした。
しかし、これは確かに「モノが違う」。
PEUGEOT METROのパーツをロードバイクのグレードのものに換装した際にも、性能の違い、特にフリーハブの違いに驚きましたが、身体にぴったりと合ったフレーム、ドロップハンドル、ビンディングペダルの三点が加わると、更に異次元の乗り物になると感じます。
身体のポジションや力の入れ方がフラットバーのクロスバイクとは全く異なっているため、無理なく全身の力を込めることができ、しかも力を込めることが空気抵抗の減少にも繋がるのだと実感できました。適切なギア比と軽量なカーボンフレームにより、登りも楽にこなせます。
エンジンである人間は変わっていないのにあらゆる性能が飛躍的に向上する、というのは一眼レフを買った時と同じような感動ですね。
力を入れやすいということが同時にトレーニングにもなる、という点も発見です。荒川サイクリングロードのように信号停止がない場所で長時間乗り続けるとそれなりにカロリーを消費しそうで良い感じ。
事前に購入したデローザのボトルが活躍しました。やはり、折角だからグッズもなるべくデローザで揃えたいのが人情。
調子に乗って漕いで疲れて補給してということを繰り返していたら中に入れたアクエリアスがすぐ無くなってしまった。次はコンビニの位置なども把握して行きたいところです。