PBP2019 #2 前日受付〜スタート編
前日受付
前日。受付のため、スタート地点のRambouilletへ向かいます。Saint-Quentin-En-Yvelines駅からはTransilien N線で約30分。
電車の中はランドヌールだらけでした。そこら中が自転車で埋め尽くされた満員電車の状態。前輪を上にして自転車を縦にして通路で立ってすごす人も多数。すし詰め状態の中、他国のランドヌールと会話しながら30分過ごすと、始まりの地ランブイエです。
6000人もいるのだから、道などわからなくても大丈夫。誰かについて行けば目的地に着く(笑)。
この日はあいにくの雨。スタート地点の近くでパンクしている人が多数いたようです。
長蛇の列。受付時間は11時を指定したので時間どおりに行ったのですが、どうも何時に行ってもよかったようです。朝イチに行って済ませてしまった方がスムーズに受付できそうです。
こちらが今回の会場。「Le Cez Sheepfold National De Rambouillet」。羊の農場。
でも雨なので感慨に浸るでもなく、さっさとテントに入って受付を進めます。2015年の車検は当日でしたが、今回は前日でした。
こちらでジレやゼッケンをもらいます。牧場らしい素朴な建物です。
登録書類を印刷していく必要があるのですが、印刷するものを間違えてしまいひと悶着。スマホで画面を表示して事なきを得ました。
(レジストレーション後に送られてくるゼッケン番号が書かれているPDFを印刷していく必要があったのですが、プレレジストレーション時にもらったPDFを印刷してしまった)
受付が終わって一息ついていたら、日本人の方から受付の場所を聞かれました。よく見たらツイッターでよくお見かけするサメハルさんでした。
サメハルさんの1200kmブルベ本はフランスまで持参して、前日読んで過ごしていたので不思議な気持ちです。
徐々に雨脚が強まってきたので、ランブイエの駅前でグッディスポーツにドロップバッグを預けて素早く撤収。
晴れていたらもう少しこのあたりを走ってみたかった。
ランブイエのプラットフォームにて。かなり濡れています。レインジャケットなしでは風邪をひいてしまいそうな天気でした。
フォーク左肩の日の丸はステッカーではなく、CookPaintWorksさんにわざわざペイントしてもらったものです。
これで準備は整いました。
スタート
スタート当日は晴れて良い天気でした。
2015年も2019年も、90時間制限の先頭のG組でエントリーしたのでスタート時間は17:30です。
前回はスタート前の仮眠に失敗して深夜につらくなったので、今回は前日夜ふかしして昼過ぎまでホテルで寝てから移動。PBPは夜スタートなのが難易度をあげる一因となっていると思います。
サンカンタン アン イヴリーヌ駅の売店で補給食を買い足し、特に何事もなくスタートすることができました。
サンカンタン アン イヴリーヌ駅は今日もランドヌールだらけ。
ランブイエ駅。前日もらった反射ベストの集団になっています。
反射ベストは2015年と同じものでした。脇のあたりの耐久性がないので、リニューアルしてほしかったな。
スタート地点のMeal美味しい pic.twitter.com/qL7E8U8ZRV
— さかき (@sakaki041) August 18, 2019
受付時にもらったミールチケットで食事を食べられます。これぞPBP飯。それなりに美味しい。
スタートを待つ日本人集団。今回、日本人はかなり多く、探さなくとも目に入ってくる状態でした。
前回のスタート地点よりも組ごとの待機列の場所がわかりづらく、G組の最後尾でスタートすることになってしまいました。
スタートの様子
ということで、無事にスタートすることができました。
・前年に1000kmブルベを完走して優先エントリー権を得て
・当年6月までにSR認定をとってレジストレーションを完了し
・ツアーを使わず自力でパリまで移動し
・輸送中のトラブルなどなく無事自転車を組み立て受付を終え
・寝坊せず時間も間違えず無事スタート
という数々の難関を乗り越えたわけで、スタートした時点でほぼ9割方完走したようなものです。あとは楽しく走るだけ。
だったはずなのですが・・・。
(走行編へ続く)