荒川、江戸川を走ってみたので、今回は多摩川に遠征してみました。
自宅から多摩川までは約20km。ちょっと遠いですがR246をがーっと進んで、二子玉川の二子橋から多摩川に合流。
多摩川は川幅が広く緑豊かで、実に爽快に走れます。サイクリングロードの幅が狭く、人通りが多いので狛江あたりまでは注意が必要な感じでした。
噂の「たまリバー」表示。そのうち、河口のゼロ地点から走ってみたいものです。
多摩川はかなり上流に行っても市街地が多いからか、バーベキューをしていたりイベントが開催されていたりととても賑やかです。
消防署の「ポンプ操法大会」が開催されていたり
レスキューの演習イベント?が開催されていたり。ヘリがホバリングして人を救助する演習をやっていました。
馬がいたり。
さて、多摩川サイクリングロードを走るにあたり下調べしたところ、多摩川には2つの難所があるようでした。下流から見て一つ目が狛江市の未舗装区間、通称「狛江ダート」。2つ目が、悪名高い調布市の速度対策の「段差舗装」です。今回は初めてだったので、往路はそのまま走ってみて、復路は迂回路を選択してみました。
「狛江ダート」の迂回路。こちらのブログを参考にさせていただきました。上のラインが迂回路、下のラインが多摩川サイクリングロードです。
下流から進んで東名高速を超えるといくつか短い未舗装区間があります。これらは直進してもそれほど長い区間ではないし、土手の下に迂回してすぐ戻ればよいのですが、上記の区間は長いので迂回が必須です。ダートが現れたら右折して一般道に入って上記の道を進むと、それほど迷わずに和泉多摩川駅の手前で多摩川に戻ることができます。
後述の段差よりも、こちらの未舗装区間の方が曲者だと感じました。MTBならともかく、ロードバイクの細いタイヤではハンドルを取られてかなり辛いです。
段差舗装の迂回路。こちらのルートを参考にしました。こちらのブログに詳しいですが、段差舗装区間が始まる地点に看板があるのですぐにわかります。
この段差舗装のことはネットでよく読んでいたので、どんな恐ろしいものなのだろうとびくびくしながら走ってみましたが、狛江ダートよりも楽に進める印象です。路面を注意深く見て、段差舗装が現れたら時速10km/h程度まで速度を落とせばそれほど問題なく通過できました。区間が短く迂回するほうが面倒でしたので、以後ここはそのまま直進すると思います。
などと試行錯誤しているうちに多摩サイの有名な休憩スポット、ワイズロード府中多摩川店に到着。セブンイレブンが隣接していてとても便利。サイクリングロード上に休憩しているローディーが何人も居ました。荒川CRでは自販機一つ見つけるのも至難の業ですが、多摩川サイクリングロードにはコンビニがあったり、自販機などはいくらでも見つけられたりと、とても快適です。
またしばらく走ると、昭島市のくじら運動公園が見えてきます。かつてこの付近に住んでいたのでとても懐かしい。二十数年ぶりに訪れてみました。
小学生の頃、このグラウンドでサッカーの試合をやったなあ。
恒例の河川名表示の看板。後ろは八高線の高架橋です。
楽しく走って、本日の目的地の福生のビール小屋に到着!
本日の肉料理をいただきました。上品な味です。もうちょっと量が多いものを選んでもよかったかも。
復路は寄り道やよそ見がないので大抵短時間で帰ってきます。二子橋まで帰ってくると一安心。
本日の走行ルート。文京区からだと多摩川までたどり着くのがちょっと大変です。山手通りを使うと、道幅が広く舗装が綺麗なので比較的楽でした。
多摩川サイクリングロードは荒川CR、江戸川CRに比べて、開放感があり、景色も美しく、飲み物にも困らない快適な場所でした。懸念していた区間も狛江ダートを迂回して段差区間を注意深く進めば、あとは何も考えず走ることができます。道に迷う心配も皆無でした。
道幅が狭いのが難点ですが、走っていて楽しい自転車道だと言えます。人気があるのもうなずけますね。
本日の走行距離:108.14km
所要時間:4時間53分
平均速度:22.07km/h
消費カロリー:3254kcal
DE ROSA R838 積算距離:523.8km